空想ノート雑記

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Kの水葬について-3


 一体何か月ぶりでしょうか。放置です。ほとんど閲覧者がいないとは言えなんというていたらく。
 そんなわけで予定通り玖珠古について。今回でKの水葬についての話は終わりになるでしょうか。作者的には拾えなかった要素を拾っていくつかやりたいことがありますが、予定は未定です。

 玖珠古がどうして首長竜か、という話の前に、参考にした海幸山幸神話についてまず説明します。
 簡単なあらすじはWikipediaのリンクを貼っておきますのでそちらで。

 海幸彦と山幸彦

 山幸の妻である豊玉姫はお産に際し、八尋の和邇に姿を変えました。それを夫に見られた事が原因で豊玉姫は実家(?)に帰ります。
 和邇というのは今で言う鮫やシャチらしいです。因幡の白兎の話を思い浮かべていただけると分かりやすいかと思います。でも実際問題なのが、八尋です。
 尋というのは昔の距離の単位です。獅子は千尋の谷に我が子を~の尋で、直すと約1.8メートルになります。
 8×1.8=14.4
 メガロドンサイズです。というかこんなのが海岸に来たら座礁して終わりです。玉輝のほうは本性に戻ればこんな感じですけど。鏡で殴られた後戻る予定でしたが、ギャグにしかならなかったのでやめました。
 というわけで座礁しなさそう、かつ、かっこいい古代の海の生物、ということで首長竜になりました。昔観たアニメ映画の影響が大きい気がします。
 でも、日本で発見されたプレシオサウルスの仲間・フタバスズキリュウって福島で発掘されてるんですよね。舞台のイメージは日本海側です。
 ……。